セキュリティゲート・ジャパン: 2009年1月アーカイブ
弊社がお勧めする英国IDL社のセキュリティゲートには、大別して抑止アームが付いたタイプとアームのないタイプがあります。
抑止効果やデザイン、大きさ、安全性などを考慮して必要とされる仕様に合致されるものを選定しましょう。
◆抑止アームあり
・未承認通行に対する抑止力・・・やや強い
→ゲート近傍への警備員立哨または受付配置が必要です。
・お客様に対する威圧感・・・やや大きい
→待受け時に抑止アームを「下げ(開放)」状態にするモードにしておけば、抑止アームなしのタイプとほとんど差異はありません。
・抑止アームの安全性・・・非常に高い
→アームは小型軽量で、動作範囲には人間を検出する安全センサーが設けられています。アーム動作方向は歩行方向と一致しないので、万が一体に当たっても腹部を強打することはありません。
・非常時にアームが邪魔になるか・・・一定の力でアームの関節が折れる構造
→非常時や緊急避難時に阻止アームが突出していても、一定以上の力で押すとアームが折れる構造です。
火報からの信号により、アームを自動収納することができます。
・導入、保守費用・・・標準的
◆抑止アームなし
・未承認通行に対する抑止力・・・やや弱い
→ゲート近傍への警備員立哨または受付配置が必要です。
・お客様に対する威圧感・・・やや小さい
→小型のものが多いので、すっきりとした印象を与えます。
・導入、保守費用・・・安い
抑止アームあり 抑止アームなし
次回は、「11.設置工事までの流れ」です。
(セキュリティゲートを導入するにあたって
~10.ゲート機種検討と決定~)
Copyright 2009 SecurityGate Japan Co., Ltd. All rights reserved.
セキュリティゲートの下面には電源線、通信線の他、出入管理システム関連の配線を通す必要があります。
通常は床をはつり、電線官等を埋設して埋め戻し、表面材を貼る作業が発生します。または、階下の天井まで貫通口をあけ、線材の通り道をつくります。
床の躯体からスタッドボルトを立て(アンカー打設)、床上約50mmの高さにします。
床材の上にすべり止め処理を施した鉄板で20~30mmの頑丈なスロープを設置しますと、スロープ内部の空間に線材を通すことができるので、アンカー打設以外の床工事が不要となります。スロープの勾配はバリアフリー新法により12分の1以下と定められています。
また、小型ゲートの場合で設置場所がフリーアクセスフロアの場合には、パネルにスタッドボルトを立てて設置することも可能です。
床をはつった場合 スロープを使用した場合 フリーアクセスフロアの場合
次回は、「10.ゲート機種検討と決定」です。
(セキュリティゲートを導入するにあたって
~9.設置工事検討~)
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IDL社製セキュリティゲートは、接点信号が出力できる出入管理システムなら、どのメーカーのものでも組み合わせることができます。
出入管理システムの運用は厳格に行う場合は、入館及び退館の双方にカードリーダを設けます。出入管理システムからは、カード承認後、セキュリティゲートに対して入場(又は出場)要求信号を無電圧A接点信号で出します。
この信号が出ている長さが1秒を超えると、最初の人のカード提示直後に次の人の提示があった場合、エラーになりますので理想的には0.5~0.8秒程度とします。
一方、出入管理のメーカーによっては、カードをリーダに提示してから0.5秒以上経たないと要求信号が出ないものがあります。これがあまり遅いとゲートが本来持っている処理速度が発揮できなくなるおそれがあります。
次回は、「9.設置工事検討」です。
(セキュリティゲートを導入するにあたって
~8.出入管理システムの処理速度~)
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日本でセキュリティゲートが使われるようになったのは比較的最近のことなので、セキュリティゲートに対する明確な設置基準、規制などはまだ整備されていないといえます。しかし、一般的には次のことに留意するとよいでしょう。
■建築基準法施行令
建物の廊下幅についての規定がありますが、セキュリティゲートは建築物ではないので、これの適用範囲外と考えます。
■バリアフリー新法
建築基準法同様、建築物に関するものについての判断しか示されていませんが、セキュリティゲートに関係しそうな部分としては、出入口の幅(800mm以上)およびスロープ勾配(12分の1以下)があります。
■消防法
オフィスビルなどにおけるセキュリティゲートに関する通路幅の規定はありません。避難路確保が十分かどうかについては、設置施設がある地域の消防署に相談することとされます。
次回は、「8.出入管理システムの処理速度」です。
(セキュリティゲートを導入するにあたって
~7.通路幅と法規制~)
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IDL社ゲートの場合、1通路セット(基本セット)は受光ユニットと投光ユニットで構成されます。一ヶ所で2通路以上構成する場合には、受光・投光両方の機能を持った中間ユニットを基本セットの間に設置します。
オリジナルメーカー推奨の通路幅は、標準通路で660mm、車椅子・台車通行可通路で914mmです。複数通路の場合には必ず幅広通路を1通路以上設けます。下図の例では、3通路のうち1通路を幅広としています。
次回は、「7.通路幅と法規制」です。
(セキュリティゲートを導入するにあたって
~6.ユニットの構成と通路幅~)
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■エレベーターの数
セキュリティゲートをエレベーターホール前に置く場合、エレベーター1基当たりほぼ1ゲート以上あれ、昼食時間の外出の流れを妨げないと考えます。具体的な検討にあたっては、一日の中で最も混雑する時間帯に対して、人の動きを慎重に評価する必要があります。
■館内総人数
館内総人数1000名当たり4~5ゲート以上あれば、朝の出勤時、昼食時もスムーズに通行できると思われます。一方、入館と退館の通路を固定的に分けると、昼食時の輻輳状態での効率が悪くなりますので、十分な通路数が確保できる場合は避けた方が無難です。
次回は、「6.ユニットの構成と通路幅」です。
(セキュリティゲートを導入するにあたって
~5.通行トラフィック~)
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■立哨の有無
セキュリティゲートとは、あくまで入場の許可されている人を一人ずつ通行させ、未認証者や伴連れ者を検出するための機器であり、異常入場者を完全に抑止できるものではありません。異常入場があった場合は人的対処が必要なため、セキュリティゲートの近くには警備員の立哨または受付にて対応することが望まれます。
■異常対応の考え方
異常入場を検出した際には、警報音が鳴動し、LEDが点滅し、抑止装置が作動します。そのとき警備員はすぐに対応できる距離にいて、本来のルールを簡潔に説明し、通行者の協力を求めなければなりません。各フロアのエレベーターホールなどに設置する場合、警備員の立哨は難しいので、可能な範囲でカメラ監視を組み合わせることをお勧めします。
次回は、「5.通行トラフィック評価」です。
(セキュリティゲートを導入するにあたって
~4.警備員の役割~)
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■認証方式の検討
ビルやオフィスで既に出入管理システムを運用している場合、セキュリティゲート用の認証方式もそのシステムに合わせるのが一般的です。多くの場合が非接触ICカード(13.56MHz系、125KHz系など)ですが、その他に磁気カードや、より厳密な入館のためにバイオメトリクスを使う場合もあります。
■ビジター入館の考え方
訪問者やVIPのようなビジターの方の入場は、臨時カードの貸与、社員によるエスコート、受付・警備員による操作にてお通しすることができます。
■荷物搬出入の考え方
セキュリティゲートは人の通行を管理するものです。人の動きを見て伴連れ入場などの検出をします。荷物の搬出入用として利用する場合は、警備員などによる開閉サポートを検討します。搬出入専用のゲートを設けるのも良いでしょう。詳しくはセキュリティゲート・ジャパンまでお問い合わせください。
■非常時の考え方
有事の際は火災報知機との連動などによりゲートを開放させることも検討します。
次回は、「4.警備員の役割」です。
(セキュリティゲートを導入するにあたって
~3.通過認証方式の検討~)
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■建物の利用目的の整理
セキュリティゲートの設置を検討する建物の利用目的を整理します。
・建物の機能・・・商業施設?自社ビル?テナントビル?・・・etc.
・設置場所・・・エントランス?各フロアのエレベーターホール?事務所内?・・・etc.
■入館管理における脅威(心配ごと)の列記を評価・整理
自社のリスク評価を行い、どの程度のセキュリティを確保するのかを決めます。
・テロリストに狙われる可能性はどのくらいあるのでしょうか?
・伴連れ入場はどのくらいの頻度で行なわれているのでしょうか・・・etc.
■入館管理と各種利用者(社員、お客様、業者など)の受け止め方のバランス整理
毎日利用する社員に対しては使い勝手のいいゲートを、お客様に対しては優しいゲートを、無断侵入者を完全に抑止するには強固なゲートを設置する必要があります。どれを最優先するかのバランスを考えてみましょう。
■インテリアデザイン
エントランスは会社の顔であり、環境・美観に合ったゲートを設置する必要があります。事務所内は設置スペースも広くないでしょうから、コンパクトなゲートを設置する必要があります。
■ゲート機能グレードの検討と評価
◆無資格者に対する抑止
物理的抑止力が必要なところは、フラップやアームなどが必要です。
警報、警告だけで十分なところでは、物理的抑止力のないゲートを選択します。
◆伴連れ入場防止
セキュリティゲートには伴連れ通行をきちんと検出することが求められます。
ゲートには、十分な数の赤外線ビームがあるものを選ぶとよいでしょう。
◆出入管理システムのアンチパスバックを
入出場の記録管理をしっかり行なう場合は、アンチパスバック機能を検討します。
次回は、「3.通過認証方式の検討」です。
(セキュリティゲートを導入するにあたって
~2.入館管理の基本方針についての整理~)
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セキュリティゲートを導入しようと思った際、セキュリティゲートをあまり知らない方にとっては何をどういう手順で決めていけばよいかわからない!という方もいるかもしれません。
このカテゴリではそういったお客様に対し、セキュリティゲートを導入する時の手順についてご紹介致します。
項目ごとに公開していきます。
今回は、セキュリティゲートがなぜ必要なのか?というところからご紹介致します。